封切り八日目。
席数89の【シアター8】の入りは八割ほど。
「PG12」指定は何故に?と思っていたら
主演の二人の女優さんのカラミのシーンがあるのね。
主演の二人の女優さんのカラミのシーンがあるのね。
ちょっと吃驚しちゃった。
ファンの人達はココロして観に行くよ~に。
ファンの人達はココロして観に行くよ~に。
舞台は関東外郭の小さな街。
同じ頃、男性だけを狙い暴行する
「JKギャング団」が現われる。
「JKギャング団」が現われる。
その一~二年後、『安曇春子』の尋ね人ポスターをキャプチャーした
ステンシルによる落書きが街中に氾濫する。
ステンシルによる落書きが街中に氾濫する。
物語りは幾つかの時間を往還しながら
複数の人物についてのエピソードを散文のように語る。
なので観客の側は、その内容を膨らませながら
時系列に再構成する必要がある。
複数の人物についてのエピソードを散文のように語る。
なので観客の側は、その内容を膨らませながら
時系列に再構成する必要がある。
同じシーンが幾度も繰り返されることが
それを難しくしている。
それを難しくしている。
しかし、今までてんでばらばらに見えていたものが
今現在に収斂する時、我々は其処に仄かな光明を見る。
今現在に収斂する時、我々は其処に仄かな光明を見る。
本作での登場人物達は
多くがコミユニケーション不全に陥っている。
多くがコミユニケーション不全に陥っている。
そして狭い街に縛り付けられてしまった
行き場の無い閉塞感。
行き場の無い閉塞感。
それらがステレオタイプな依存関係を生む。
男達はそれを見透かした様に、自己中心的になる。
そのシステムを破壊する集団として
「JKギャング団」の存在がある。
「JKギャング団」の存在がある。
しかし彼女等の行動は、社会全体のシステムを変えるほどの
大きなうねりにはなっていない。
大きなうねりにはなっていない。
あくまでも局地的な萌芽なのだ。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。
自分もおぢさんになるわけだ。