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青年マンガの世界/山岳写真展/ベスト・セレクション@川崎市市民ミュージアム 2016年12月3日(土)

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三つの展覧会が、共に~12月11日(日)まで開催中。


先ず〔青年マンガの世界〕
竹宮惠子』監修。明4日には、本人×『村上もとか』のトークショーも予定されている。

此処で展示されているのは「原画' (ダッシュ)」と称される複製。
竹宮惠子』のモノは勿論のこと、
平田弘史』『ながやす巧』『村上もとか』と言ったところも同時に。

ながやす巧』であれば〔愛と誠〕だし
村上もとか』であれば〔六三四の剣〕だろう
我々の世代にとっては。

往時の当該作が掲載されている『マガジン』や『サンデー』も同時に展示され
その保存状態の良さにも驚く。


〔山岳写真展〕
『岡田紅陽』『田淵行男』『白川義員』と言った写真家の作品が並ぶ。

『岡田紅陽』の撮った富士山は旧札や新札の図案の元にもなっているんだねぇ。

キャプションには地図も添えられ、
どの辺りに在る山なのかを判り易く見せてくれるのは嬉しい。


〔ベスト・セレクション〕には
〔世界旅行に出かけよう〕との副題が冠されている。

そのものズバリの旅行会社のポスターがあったり、
類似の『ミュシャ』による〔モナコモンテカルロ/P.L.M鉄道〕のポスターがあったりと
納得できる側面もあるんだが、
ロートレック』の〔ムーラン・ルージュラ・グーリュ〕等は
異国情緒を感じるものの、旅とは直接的に関係しないよなぁ、と
牽強付会さも感じる。

まぁ、個人的には、こういった博物的な
節操の無い展示の仕方は嫌いじゃない。