記憶に残る一枚-そしてTOKYO-＠キヤノンギャラリーS/オープンギャラリー1･2 2016年7月13日（水）

ビル内に在る全てのギャラリーを使い展示されている。

実は主題は〔日本スポーツプレス協会40周年記念報道展〕の方と思われる。

何故なら、その響きからは1964年と四年後の「東京オリンピック」の印象を受けるものの
展示されている内容は、特に五輪競技に拘泥しているわけではない。

とは言っても、やはり各回の五輪の印象は強烈で、スター選手が綺羅星の様に並ぶ。

もの心ついてからの人物がほとんどだから、往時の記憶と共に
選手の活躍も蘇る。

先に、限定しているわけではない、と書いたが
「Ｆ１」や「プロレス」さえフィーチャーしているわけで。

中には物故者の写真もあるし、特定の人物に偏っているきらいはあるけど
それだけカメラマンには強烈な印象を残したことの証しだろう。

並んでいる多くは過去の記憶によるもの。
ただ、上階の半分のスペースは四年後の「東京」
更にはその先の大会をも見据えた選手の紹介にあてられている。

数年前から「五輪」の価値は落ちている気もするが、
それでもひたむきな姿勢が感動を呼ぶことには変わりはない。

でも、当座は眼前の「リオ」なんだろうけどね。

会期は～8月22日（月）まで。