イマジナリー・シノニム＠トーキョーワンダーサイト本郷 2016年6月26日（日）

説明文にあるように
「2015年度海外クリエーター招聘プログラムに参加し、
ＴＷＳレジデンスで滞在制作を行った３名のアジア出身クリエーターによる」作品展。

会期初日にはパフォーマンスも開催され、
その模様が各展示室でＶＴＲとなって流されており
それを観るのもまた面白い。

一階の【スペースＡ】『アディティア・ノヴァリ』の作品の題材はお茶。

考えて見れば、日本茶・烏龍茶・紅茶は何れも同じ茶葉を使い
発酵度が異なるだけ。
なので全ての文化圏で、実は通底しているとも言える訳で。

茶室を模したり、茶席を設えたりと、
できれば四六時中やっていて欲しかった。

三階の【スペースＣ・Ｄ】『ケルヴィン・アトマディブラタ』の作品は
懐かしい音楽が聞こえて来る。

あの「新しい朝が来た・・・・」で始まる〔ラジオ体操の歌〕。

イマドキは夏休みの間のほんのちょっとだけの開催だけど、
自分達が子供の頃は全ての期間中　早朝から開催。
老いも幼きも皆体操に興じていた。

小学生はスタンプ台紙に出席印が多く押されてないと
新学期には気まずい思いをしたもの。
欠伸をしながら、頑張ってグランドに向かったことを覚えている。

しかし本展でパフォーマンスを演じるのは
「大駱駝艦」の二人。
どう見ても、元気溌溂には見えないし。

会期は～7月31日(日) まで。

尚、好評につき、なのだろうか先の〔新しい朝がきた｜A New Dawn Has Come〕に限り
7月9日（土）に再度のパフォーマンスが予定されている。
ちょっと観てみたいかも。