封切り八日目。
席数124の【SCREEN6】の入りは、自分を入れて僅か三人。
随分と映画館には行っているけど
この少なさは個人的なベスト3。
この少なさは個人的なベスト3。
一番凄かったのは大学時代の池袋の二本立て。
自分独りしか居なかったし。
自分独りしか居なかったし。
そして、今回、と。
で、驚くのは鑑賞環境だけに留まらず
内容も同様。
内容も同様。
最近の少女漫画はかなりな表現まで許容されるし
肯定されるんだね。
肯定されるんだね。
原作は未読ならテレビドラマも見ていない。
なので100分弱の短い尺では
人間関係も含め背景を十分に掴めたとは言い難い。
なので100分弱の短い尺では
人間関係も含め背景を十分に掴めたとは言い難い。
勿論、都度カットバックで過去シーンは挟まれるけど
流れに乗れてないもんだから、余計に戸惑ってしまう。
流れに乗れてないもんだから、余計に戸惑ってしまう。
予告編からの印象は
女⇒男⇔女、男⇒女⇔男といったアリがちな三角関係じゃなく
男⇒男⇔女と言ったLGBTモノだったんだが
どっこい大間違い。
女⇒男⇔女、男⇒女⇔男といったアリがちな三角関係じゃなく
男⇒男⇔女と言ったLGBTモノだったんだが
どっこい大間違い。
横恋慕する男の方は、幼い頃にいじめを受け
そのトラウマから常軌を逸した思考を持つようになってしまう。
そのトラウマから常軌を逸した思考を持つようになってしまう。
ただ、三人の主要な登場人物は
何れもがPTSDの障害が残るほどの体験をしており、
それが必ずしも、ココロの歪みに直結するわけではないところがミソ。
何れもがPTSDの障害が残るほどの体験をしており、
それが必ずしも、ココロの歪みに直結するわけではないところがミソ。
激しさを全面に出すモノ、逆に内に秘めるモノ。
三人が三人とも実は「MARS」なんじゃないか。
三人が三人とも実は「MARS」なんじゃないか。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。
基本設定から受ける違和感はかなりある。
第一は、これが高校生のオハナシってことで
ライフスタイルも含め、ホントにイマドキってこうなんですか?
ライフスタイルも含め、ホントにイマドキってこうなんですか?
尤も、劇中で彼等・彼女等が語る科白は
相当に深いし重い。
相当に深いし重い。
かなりの年季を積まないと
こうは吐けないだろう。
こうは吐けないだろう。
それほど人が人を想うことの
深淵に迫っているってことなんだけど。
深淵に迫っているってことなんだけど。