封切り九日目。
席数386の【シアター3】の入りは九割ほど。
ぽつぽつと空き席が散見される程度。
ぽつぽつと空き席が散見される程度。
ではあるものの、前・後編合わせて240分の尺は
もっと上手くつまめば180分程度の一本に納まったんじゃないの?
劇場の事由とか、配給側の都合とか
大人の事情は諸々あるんだろうけど、
あまり観客の側を向いていない気がする。
もっと上手くつまめば180分程度の一本に納まったんじゃないの?
劇場の事由とか、配給側の都合とか
大人の事情は諸々あるんだろうけど、
あまり観客の側を向いていない気がする。
そこで改めて気付かされたのは、
前回「本筋にあまり関係のなさそうなサイドストーリー」と
切って捨てた幾つかのエピソードが実は重要な
いや、有り体に言ってしまうと、事件を複雑化させた要因でもあり
一方で解決に導くファクターでもあったこと。
前回「本筋にあまり関係のなさそうなサイドストーリー」と
切って捨てた幾つかのエピソードが実は重要な
いや、有り体に言ってしまうと、事件を複雑化させた要因でもあり
一方で解決に導くファクターでもあったこと。
一方で、当時の杜撰な捜査とは相反して
平成十年代の県警は、妙に先読みが鋭く
無能さの片鱗もないところに違和感を感じたりもする。
平成十年代の県警は、妙に先読みが鋭く
無能さの片鱗もないところに違和感を感じたりもする。
なにも官僚機構に限ったわけではなく
メディアの側でも厳然と存在することが皮肉交じりに描かれたりもし、
最初のうちは何のことやら判らなかったけど、
次第に義憤さえも覚えるようになる。
まぁこれも会社組織とは須らくそうなのよと、
自嘲にも似た響きにも聞こえる。
自嘲にも似た響きにも聞こえる。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆★。
親子の情が一つのテーマであり、
主人公をはじめ登場する幾組かの夫婦は
子供のために奔走する。
主人公をはじめ登場する幾組かの夫婦は
子供のために奔走する。
でも子にしてみれば、
それ程親のことを思っちゃぁいないんじゃないかな。
それ程親のことを思っちゃぁいないんじゃないかな。