東京手仕事展＠伊藤忠青山アートスクエア 2016年4月24日(日）

会期は～4月30日（土）まで。
実質八日間と短いが、これはイマイマ観ておくべき展覧会。

基本「和」の伝統工芸ではあるけれど、
今風の要素もふんだんに盛り込まれ、
例えば「切子」だけでも幾つのバリエーションがあるのだろう。

直線模様以外にも円形、或いは色も真紅・藍だけだと思っていたら漆黒まで。

モチーフも〔歌舞切子〕と題されたそれは
隈取の文様。
有りそうで無かったアイデアが素晴らしい。

その他にも、人形や刷毛ブラシ、組紐、などなど。

技術の粋を見せるものに加えてデザイナーとのコラボレーションで
斬新な世界が展開される。

しかし、何れの根底にも「日本らしさ」が垣間見え
だからこそ我々の心根にぐっと刺さるのだろう。

会場内は多くの来場者で賑わっていた。
できるだけ多くの人に来てもらって
興味を持って貰いたいと思う。