封切り二日目。
席数156の【シアター10】は満員の盛況。
販売初日にNet予約した時は
どの席も選び放題だったのに、
これはどうしたことだろう。
どの席も選び放題だったのに、
これはどうしたことだろう。
随分と久し振り。
超横長の画面を一杯に使って表現されるので、
視線を右に左に動かすのが忙しい。
視線を右に左に動かすのが忙しい。
パンフォーカスの多用も含め
随分と目が酷使される。
随分と目が酷使される。
やはりこういったフォーマットは大劇場でないとな。
正直『ミラノ』や『コマ』で観たかった。
正直『ミラノ』や『コマ』で観たかった。
加えて過剰なほどの科白の嵐。
人間関係を含め、キャッチアップするのにかなり難渋する。
人間関係を含め、キャッチアップするのにかなり難渋する。
そして「マカロニウエスタン」への限りなき偏愛。
作曲に『エンニオ・モリコーネ』を起用したのが象徴的。
また黒人ガンマンという特異な存在を主役に据え、
随分と人種差別的な科白を撒き散らすのもお手の物。
随分と人種差別的な科白を撒き散らすのもお手の物。
これも舞台が「南北戦争」後の西部だから許されるんだろうか。
そこで次々と人が殺されて行くんだが、
まあその描写がひどいひどい(誉め言葉です、念の為)。
まあその描写がひどいひどい(誉め言葉です、念の為)。
「R18+」に指定されたのもむべなるかな。
しかも、その殺し方がまた凄い。
しかも、その殺し方がまた凄い。
確かに思わせぶりなシーンや科白は多々積み重なって行くけれど、
これで全体が俯瞰でき、ましてや結末が想定できるかなんて
とってもムリ。
これで全体が俯瞰でき、ましてや結末が想定できるかなんて
とってもムリ。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆★。
ではあるものの、語り口はこなれているし、
真相が判った後に反芻すれば
伏線の張り方も見事。
真相が判った後に反芻すれば
伏線の張り方も見事。
登場人物しか知りえず、観客の側に開陳されない手掛かりも多いけど、
全体を楽しむ上では、それもまた許容範囲。
全体を楽しむ上では、それもまた許容範囲。