封切り四週目に突入。
席数190の【CHANTER-3】の入りは二割ほど。

十歳の娘が突然行方不明になる。
それから八年が経ち、娘の消息は依然として知れない。
事件が夫婦に亀裂を生み、今では二人は別れて暮らす。
事件が夫婦に亀裂を生み、今では二人は別れて暮らす。
父親は仕事をしながらもあてどなく娘を探し続ける。
同時に母親が働くホテルの客室で、
不可解なコトが続けて起きる。
不可解なコトが続けて起きる。
以上が導入部のあらまし。
しかし観客の側には、過去も現在も全ての要素が
全てバラバラのピースにされ、何の脈絡もなく提示される。
全てバラバラのピースにされ、何の脈絡もなく提示される。
なので、我々は必死の思いで
頭の中で時系列に再構築する。
頭の中で時系列に再構築する。
おまけに中途から、どうやら異なる事件の要素も
紛れ込んでいるらしいことが判って来る。
紛れ込んでいるらしいことが判って来る。
それさえも、さも当然の様に、ぽ~んと挿入されるので、
最初、何が起きているのかさえ理解できない。
最初、何が起きているのかさえ理解できない。
なので登場人物全ての心持ちが、手に取るように把握できる。
それでも、流れが分解されている故に、
次に起きることは全く予見できず、
緊張感に包まれ、手に汗握りながら画面を注視し続ける。
次に起きることは全く予見できず、
緊張感に包まれ、手に汗握りながら画面を注視し続ける。
謎解きが主題なのではなく、
父親がどうやって真相に辿り着くのかが
サスペンスの核。
父親がどうやって真相に辿り着くのかが
サスペンスの核。
それは、意外な人物の協力に由るのだが、言わぬが花。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆★。
全てが明らかになった後でも、
我々の心中はあまり晴れやかにはならない。
我々の心中はあまり晴れやかにはならない。
何故なら彼の国では、かなりの件数
この様な事件が起こり、未解決になっているのだろうから
この様な事件が起こり、未解決になっているのだろうから