封切り八日目。
席数89の【シアター4】の入りは七割ほど。
最近流行のリベンジもの、若しくは奪還もので、
その対象は肉親であることが多いんだけど、
何と本作では、亡き妻が遺した「犬」。
その対象は肉親であることが多いんだけど、
何と本作では、亡き妻が遺した「犬」。
う~ん、ネタ切れでここまで来ちゃったか、と
鑑賞前までは思っていたけれど、
コトはそれほど単純ではなかった。
鑑賞前までは思っていたけれど、
コトはそれほど単純ではなかった。
主人公はもう一つ、車も奪われており、
それは、今では足を洗っている
殺し屋稼業に嘗ては身を置いた
自身のアイデンテティの象徴。
それは、今では足を洗っている
殺し屋稼業に嘗ては身を置いた
自身のアイデンテティの象徴。
そして肝心の犬はと言えば、
自分が死んだ後も、生きるコトを止めない様にとの
妻からのメッセージが詰まった記憶と希望の象徴。
自分が死んだ後も、生きるコトを止めない様にとの
妻からのメッセージが詰まった記憶と希望の象徴。
ガンファイトを含めて多くは狭い空間で
躰を密着して行われるシークエンスは
嘗て見たコトの無いカットの連続。
躰を密着して行われるシークエンスは
嘗て見たコトの無いカットの連続。
しかも、
細切れの場面を幾つも重ねることでスピード感を出すような
下手な小細工は極力控え
全体的にスムースな繋ぎ。
細切れの場面を幾つも重ねることでスピード感を出すような
下手な小細工は極力控え
全体的にスムースな繋ぎ。
なので、絶え間ない緊張感が続き、
観終わった後は、かなり疲れたけれど、
それは随分と心地好い。
観終わった後は、かなり疲れたけれど、
それは随分と心地好い。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。
そしてどうやらその目論見は
成功していると判断して良さそう。
成功していると判断して良さそう。