当該館は初訪。
さすが出来立てだけあって中は綺麗。
新しい建物の匂いがする。
しかも駅至便だし。
さすが出来立てだけあって中は綺麗。
新しい建物の匂いがする。
しかも駅至便だし。
標題作は封切り九日目。
席数246の【シアター9】の入りは九割ほど。
幼稚園児くらいの子連れをちらほら見かけ
ちょっと驚く。
席数246の【シアター9】の入りは九割ほど。
幼稚園児くらいの子連れをちらほら見かけ
ちょっと驚く。
一体これは何の映画だったんだろうと、
観終わったのちに嘆息する。
観終わったのちに嘆息する。
確かに題名に「戦争」とは付いているけれど、
それにしても戦闘シーンが多い。
それにしても戦闘シーンが多い。
あくまでも感覚的なものだけど、
全体の半分を占めるのではないか。
全体の半分を占めるのではないか。
それも、えっ、実際にこんな具合なの?
と思わせる描写多数。
と思わせる描写多数。
例えば〔フューリー〕などは
戦車戦の実際を、きっちりと見せてくれたけど。
戦車戦の実際を、きっちりと見せてくれたけど。
ちょっとハナシが逸れてしまった。
肝心のその戦闘シーンも同じテンションで継続し、
緩急を感じられない。
肝心のその戦闘シーンも同じテンションで継続し、
緩急を感じられない。
まるで、少しでも飽きると切り替えられてしまう恐怖から、
曲の全てがサビとなった、直近のJ-POPのように
ドンパチが間断なく続く。
曲の全てがサビとなった、直近のJ-POPのように
ドンパチが間断なく続く。
映画って、そ~ゆ~もんじゃないでしょ。
間に人間ドラマを挟むためにやむなく
かもしれないが、もうちょっと工夫が欲しいところ。
確かに演出が派手なので、音圧を含め
迫力はあるんだけど。
かもしれないが、もうちょっと工夫が欲しいところ。
確かに演出が派手なので、音圧を含め
迫力はあるんだけど。
なぜかと言えば、あれほど激しい戦闘を経ても、
人間関係に多少の進展は見られるものの、
世界は何も変わらないのだから。
人間関係に多少の進展は見られるものの、
世界は何も変わらないのだから。
もう一つの違和感は、世界観を語る人物達の理論が、
かなり偏った独りよがりであるコトか。
かなり偏った独りよがりであるコトか。
これであれば何処まで行っても平行線。
歩み寄れる蓋然性はちっとも無いだろう。
歩み寄れる蓋然性はちっとも無いだろう。
でも、今後もこの方向性で、
関連作品を作り続けられるメリットはあるかもしれない。
関連作品を作り続けられるメリットはあるかもしれない。
評価は、☆五点満点で☆☆☆★。
やや狂信的な理論を振りかざす役割を
すっと演じている。
すっと演じている。
何よりも〔ツナグ〕などの時とは
違った目つきが素晴らしい。
違った目つきが素晴らしい。