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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

ART AWARD NEXT Ⅲ@東京美術倶楽部 2015年10月4日(日)

残念ながら本日が最終日。

会期自体が四日間と短いから。

プロ向けの施設ではあるものの、
アート敷衍の側面から考えれば
もっと期間を長く取り、外向けの発信も
積極的に行った方が良い気がするが・・・・。

実際、自分が滞廊していた間にも、
(最終日ということもあり)出展者は多く居て
互いに声を交わしていたものの、
一般の入場者はほんの数人だったし。


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入選した四十名弱の作品が
四階・三階に展示され、
四階と三階の半分には大作が、
三階のもう半分には複数の小品が展示され、
何れもプライスも併記。
幾つかには赤丸シールも付いている。

大作は数十~百万円単位で
とても手が出ないけど
小品は数万円の作品が多く、
頑張れば何とかなるかも。



添えられたキャプションの来歴を見ると
「個展」「団体展」「受賞歴」の何れも綺羅星のよう。

勿論、名前だけでもそうだけど
多くが自分が行ったこともある、
または記憶にあるものばかり。

ではあるけれども、過去を辿ってみると、
こんなタッチだっただろうか
こんなモチーフだっただろうか
と言った作品も多く有り、
出展対象に向けて、それなりのチューンをしている作品が多いのは明らか。


そんな中で、大賞を獲った『小山久美子』の〔本陣 迎え撃つ〕は
記憶にあるまま。

その気概が素晴らしいと思う。