JAGDA学生グランプリ2015＠東京ミッドタウン・デザインハブ 2015年9月5日（土）

なにかとかまびすしいデザイン業界だけど、
此処に集う作品からは初々しささえ感じられる。

「Japan」をテーマに応募があった
七百を超えるポスター作品の中から
入賞・入選の約百作品が整然と並んでいる。

ウイットに富んだものから、
成る程そう来たかと感嘆するもの
そして、思わずくすりとしてしまうものまで
表現は多彩。

扱っているモチーフも
日の丸や富士、日本地図と言った、やや手垢の付いたものや、
米、梅干しなどの素材系のもの、イマイマの風俗を取り込んだものなど
多様性に富んではいる。

ではあるものの、やはり似た様な作品が
其処此処に散見されるのも事実。

テーマがシンプルな上に多くの人の中に
共通なイメージがある為、とは思うけど
ある意味、仕方無いんだろうなとの印象は拭えない。

その中で突出したものが、
賞を受けているんだろし。

個人的には『西山愛香』の作品などは、
最初は「？」だったけど、改めて見直して
「おお～っと思ったし。

会期は〜9月13日（日）まで。