TWS-Emerging 2015＠トーキョーワンダーサイト渋谷 2015年8月15日（土）

”第四期”は本日が初日。

会場内の入りは例によって寂しい限りだけど、
アーティストと思われる人が場内を徘徊し、
作品の最終調整などを行っているのを見ると、
なんだかそれだけでココロが和んでしまう。

出展者は
240 江藤佑一
241 豊田奈緒
242 石川里美
の三名。

『豊田奈緒』の〔MISS SCOROPIUS〕は
こんな単語有ったっけ？
一字違うんじゃ・・・・。

モチーフ自体も、なんとなく既視感があったりする。
子供用の絵本に画かれている王女様。

それが独特のタッチに加えて、
ややの猥雑性を纏いながら、
しかし鮮やかなアクリルで描かれる
アンビバレンツな構成。

『江藤佑一』の作品は基本映像で、
以前に違う作品を観た記憶がある。

自身のパフォーマンスを映像化していて、
その中の一本は【渋谷】を舞台にしたもの。

かなり奇矯な行動を【公園通り】で演じているんだけど、
嗤っちゃうのが道行く人の多くが
殆どなんの興味も示さず
チラ見するだけで、ナニゴトも無かったかのように
通り過ぎて行くこと。

いや～、表現の意味なくね？
それとも、こんなコトが意外と常態化している
【東京】という街の変さ加減を
改めて気付かせる試みなんだろうか。

会期は～9月13日(日)まで。