N+N展2015 The 彫刻～Nichigei彫刻の現在＠練馬区立美術館 2015年6月27日（土）

会期は～6月30日（火）まで。

恒例の『日芸』とのコラボ展の今年は
彫刻に特化したそれ。

とは言っても、『和田政幸』の鉄板での造形物や、
『飯田竜太』の紙を切り取る手法なども
{彫刻}の範疇に入るのか？との疑問を持つし、
それは『大槻孝之』の
（最早、お馴染みとなった）でっかい鉄製の「タガメ」や
錆びた色で群集し咲き乱れる「彼岸花」にしても同様かもしれない。

それにしても『和田政幸』による〔しゃもじ〕は
このままの形状を普通の大きさに縮小しても、
とっても持ちにくいんじゃないかと
心配になってしまった。

ことほど左様に
素材も多種・多様。

中には、陶器を組み合わせたものもあるから。
『桐生ミナミ』の作品なのだが、付けられたタイトルの各々
〔山笑う〕〔朧月〕〔雪解〕は
何れも春の季語なのは気が利いている。