封切り二週目。
席数172の【SCREEN1】の入りは満員の盛況。

観終わって直ぐの感想と、
その後暫く反芻した後の想いが
変って来る映画が時としてある。
本作はどうやらその部類。
その後暫く反芻した後の想いが
変って来る映画が時としてある。
本作はどうやらその部類。
冒頭、新聞紙をマスクの様に被った異形の人物が
「俺が世界を変えてやる」と大上段に振りかぶった決意表明をする。
「俺が世界を変えてやる」と大上段に振りかぶった決意表明をする。
しかし(予告編で見た程度の出来事では)そんなことでは
世界は変わらんだろうと、こちらは思う。
世界は変わらんだろうと、こちらは思う。
実際にこの騒動を起こしている人物達の素性は
かなり早い時点で明らかにされる。
かなり早い時点で明らかにされる。
なので、物語の焦点は、
今後どんなコトをするのか、と
何のためにしているのか、に絞られるのだが、
後者の方も、中盤に差し掛かる前に見当が付いてしまう。
今後どんなコトをするのか、と
何のためにしているのか、に絞られるのだが、
後者の方も、中盤に差し掛かる前に見当が付いてしまう。
話中では幾つかの、イマイマの日本のやりきれない状況が描写される。
先の「世界」がこの意味であれば
肯んぜるものは確かに有る、ただね・・・・。
肯んぜるものは確かに有る、ただね・・・・。
まぁ、「WOWOW」ドラマとのメディアミックスもある前提だから
仕方ないのかもしれないけど。
仕方ないのかもしれないけど。
時間が経過してからの
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。
「小さなことでも、それが誰かのためになるなら人は動く」という
主要な登場人物ではない人間から発せられる印象的な言葉があり、
これこそが、本作に通底するテーマであることが、
実は人と人との繋がりのオハナシであることが、
次第にじんわりと効いて来るのだ。
主要な登場人物ではない人間から発せられる印象的な言葉があり、
これこそが、本作に通底するテーマであることが、
実は人と人との繋がりのオハナシであることが、
次第にじんわりと効いて来るのだ。