休館日に当たる5月18日(月)は「国際博物館の日」ということで、
一日前に振り替えられ、本日は一般210円の入場料が無料に。
一日前に振り替えられ、本日は一般210円の入場料が無料に。
このような設定日の例に漏れず、
本日も館内はかなりの混雑。
本日も館内はかなりの混雑。
なんとなれば、置かれた茶道具類の並べ方は
これから直ぐにでも茶を点てられるようで
過去観た中では、一箇所程度であれば、
そのように設えになっているケースもアリなわけだが、
ここでは複数でそのような場が設定され、
中には展示ケースから出され、
手が届くような距離に置かれたものもある。
これから直ぐにでも茶を点てられるようで
過去観た中では、一箇所程度であれば、
そのように設えになっているケースもアリなわけだが、
ここでは複数でそのような場が設定され、
中には展示ケースから出され、
手が届くような距離に置かれたものもある。
しかも、それらの茶器は、例えば時代、例えば作者、
例えば窯元での統一性はない。
例えば窯元での統一性はない。
比較的新しい銀器の脇に、
渋く佇む志野があるといった具合。
渋く佇む志野があるといった具合。
しかし、これらが一体となり
不思議なほど違和感を感じないし
渾然と最初からそのように創られたかの如くその場に在り、
これが見立ての妙なのだろうと、
実際に体感できる得難い機会。
不思議なほど違和感を感じないし
渾然と最初からそのように創られたかの如くその場に在り、
これが見立ての妙なのだろうと、
実際に体感できる得難い機会。
考えてみれば、江戸時代でも
「義山」として、新進の道具を取り込んで来た歴史があるのだから、
改めてその融通無碍さに思い至る。
「義山」として、新進の道具を取り込んで来た歴史があるのだから、
改めてその融通無碍さに思い至る。
会期は~6月21日(日)まで。