この後ろには更に「◯◯◯も◯◯◯といえる」との文言が付く。
随分と長いタイトルだ。
会期は~5月31日(日)まで。
会場内はかなり雑然と
多様な文物が並んでいる。
多様な文物が並んでいる。
例えば『Carton/島津冬樹』の〔北半球の段ボール〕。
北半球に在る各国で使用されている段ボールが
幾つも幾つも置かれている。
北半球に在る各国で使用されている段ボールが
幾つも幾つも置かれている。
実際に触ってみても、国別に感触の違いはあまりないようだ。
しかし当たり前だけど、書かれている文字の書体や
意匠はかなり風合いを異にしている。
しかし当たり前だけど、書かれている文字の書体や
意匠はかなり風合いを異にしている。
『権田直博+N.P.O』の〔projection 風呂ンティア/似顔絵 projection〕。
電話で口述された印象を頼りに、似顔絵を描くという
あまりにも馬鹿馬鹿しいプロジェクト。
電話で口述された印象を頼りに、似顔絵を描くという
あまりにも馬鹿馬鹿しいプロジェクト。
出展者の何人かの似顔絵も並び、
勿論本人を知らないので相似の判断はできないけど、
いやいや、どう見たってこれは違うだろう。
だってモノによっては人の顔の体を成してないし。
勿論本人を知らないので相似の判断はできないけど、
いやいや、どう見たってこれは違うだろう。
だってモノによっては人の顔の体を成してないし。
『地理人』の〔ありそうで実在しない都市の地図〕。
遠くから見れば新宿のようだけど、近寄れば
地名も線路や道路も、まるっきり異なる
匿名性を帯びたどこか。
遠くから見れば新宿のようだけど、近寄れば
地名も線路や道路も、まるっきり異なる
匿名性を帯びたどこか。
意識してこれを画けるのは
凄いと思った。
だって必ず記憶が表出して、日頃見ている場所と
近似する筈だし。
凄いと思った。
だって必ず記憶が表出して、日頃見ている場所と
近似する筈だし。
でもディスプレィの傍には、
マウスもキーボードも無い。
マウスもキーボードも無い。
ではそれらは何処かと言えば、20mも離れた部屋の対面に
双眼鏡と共に置かれている。
双眼鏡と共に置かれている。
覗き込みながらなんとか動かそうとするけど、いやいや
基本ムリだって。
基本ムリだって。
歯痒さが、どんどん満ち溢れ、次第にイライラして来る。
しかし、ほんの20年くらい前までは、
カタチは違うけど、ネットってそんなに自由度が高いもんじゃなかったよね。
そのコトを思い出した。
カタチは違うけど、ネットってそんなに自由度が高いもんじゃなかったよね。
そのコトを思い出した。
いや~、よくこれだけお馬鹿な作品を集めたもんだと、
かなり感心してしまった。
かなり感心してしまった。
いや、これは、褒め言葉なんですけどね。