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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

椿会展 2015-初心-@資生堂ギャラリー 2015年4月11日(土)

会期は~5月24日(日)まで。
計六名の作品が展示されている。

場内は結構な来客で賑わっている。

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異色を放っているのは
『島地保武』で、彼はダンサー。
なので映像での出展となり、
作品ダイジェストが「YouTube」でも公開されている。


物故者となってしまった『赤瀬川原平』の展示は
絵日記。
遺族の協力によるものが、かなりの物量。

描かれている画は勿論だけど、
書かれている文書ににしたって、
そこはそれ「芥川賞」作家。
こなれている。

内容からすると年代的には〔トマソン〕全盛の頃か。

持ってますよ、一連の〔超芸術〕関連の著作は。


畠山直哉』の作品は印象的だ。

巨人がどこからか巨石を運んで来て、
荒野の真ん中にぽ~んと置き去ったような、
世界の各所で展開されているそんな場違いの情景が、
幾つも写真の中で蒐集されている。

場所によっては神として崇められるだろうし、
自然の造形によるもの、人為的なもの 様々だろうが、
どこか超自然的な意志のようなものさえ感じさせ、
ちょっとした畏怖の念さえ持ってしまう。