封切り三週目。
席数246の【シアター1】の入りは四割ほど。
オハナシは突然に始まる。
月の七割を消し去った「超生物」が
「来年三月までに自分を殺さなければ地球を破壊する」と宣言し
期間猶予の前提として
『椚ヶ丘中学校 3年E組』の担任になり、
そこの生徒達に自分を暗殺させる任務を担わすことを要求する。
「来年三月までに自分を殺さなければ地球を破壊する」と宣言し
期間猶予の前提として
『椚ヶ丘中学校 3年E組』の担任になり、
そこの生徒達に自分を暗殺させる任務を担わすことを要求する。
その生物『殺せんせー』はマッハ20(笑)で移動できるため、
生半可な攻撃では倒すことができず、国家では勿論のこと、
地球規模でも手をこまねいている状況。
生半可な攻撃では倒すことができず、国家では勿論のこと、
地球規模でも手をこまねいている状況。
突然の提示に困惑する生徒達だったが、
100億円の成功報酬に色めき立ち、
日々暗殺業務(と、勉学に)励む。
100億円の成功報酬に色めき立ち、
日々暗殺業務(と、勉学に)励む。
いや~、全くもって荒唐無稽だけど、
ここまで馬鹿馬鹿しいと、ある種すかっとして気分が良い。
ここまで馬鹿馬鹿しいと、ある種すかっとして気分が良い。
設定もかなり無茶苦茶だし
ストーリーもあってないようなものだし、
ギャグを繰り返す為に、取って付けたような感さえある。
ストーリーもあってないようなものだし、
ギャグを繰り返す為に、取って付けたような感さえある。
普段はちゃらんぽらんそうな『殺せんせー』が
時としてシリアスなるシーンでも、その背景に一貫性はないし、
後付けでどんな理由もこじつけられる、
要は繋がれば良い、くらいの適当さ。
時としてシリアスなるシーンでも、その背景に一貫性はないし、
後付けでどんな理由もこじつけられる、
要は繋がれば良い、くらいの適当さ。
本作の興行成績とは関係なく、
最初から続編ありきで脚本は練られているようで、
幾つかの謎~「超生物」とは一体何で
本当の目的は何なのか~は、ちらりとヒントが出されるだけで、
その殆どが次作へと持ち越しになる。
最初から続編ありきで脚本は練られているようで、
幾つかの謎~「超生物」とは一体何で
本当の目的は何なのか~は、ちらりとヒントが出されるだけで、
その殆どが次作へと持ち越しになる。
要は千円強を払って、壮大な予告編を見せられた感もあるけど、
そこそこ笑えたから、ま、善しとするかな。
そこそこ笑えたから、ま、善しとするかな。
評価は☆五点満点で☆☆☆★。
ただ、それにして、次々と送り込まれる刺客は
脈絡なく、唐突感ありまくり。
脈絡なく、唐突感ありまくり。
今後登場が予想される人物についても
予め言及されてはいるが、
最終的にきちんと収斂するんだろかと、
余計な心配をしてしまった。
予め言及されてはいるが、
最終的にきちんと収斂するんだろかと、
余計な心配をしてしまった。