RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

ベスト・オブ・ザ・ベスト@ブリヂストン美術館 2015年4月5日(日)

一般の入場料は800円だが、
「東京駅周辺美術館共通券 2015年版」を事前購入済み。
3,000円の価格は一館あたり600円という激安さで
とってもおトク。

が、標題館は5月18日以降、長期休館に入る予定なので
早めに訪問しておかないと。

で、実は三月中旬頃にも一度足を運んでいる。その時は
一階の入場券売り場からして人が溢れており、
傍に居た係りの人に「むちゃくちゃ混んでますか?」と確認すれば、
「何時もより、お客様は多いです」との返答で、こりゃいかんわ。

そしてよくよく周りを見れば、
「学生のみ期間限定で東京駅周辺の5つの美術館が入場無料」
「学生無料ウィーク 3月17日から3月31日の期間」なる貼り紙がされており、
ははぁ、これか。
いいなぁ。自分達が大学生の頃は、こんなサービスまるっきり無かったし・・・・。


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おっと愚痴ってもしょうがない。

で、展示内容はと言えば、
コレクションの中から選りすぐりの逸品が並んでいる。
美術の教科書にも載っている作品も多し。

休館中は他館にも貸し出される可能性はあるけど、
折角の機会、ちゃんと目に焼き付けておかないと。


とは言うものの、何度も訪問している訳だから、
何度も観た作品が多いのも当然。

更には『マネ』『モネ』『ルノワール』『セザンヌ』『ピカソ
等の日本人に人気の作家は複数を並べるサービスぶり。

ここいら辺、キュレーターの人も判っていらっしゃる。
初心者からかなりの点数を観ている人まで
満遍なく満足できる展開は流石だな。

中でも{印象派}には多くを割いているのも、
その現われと思うし。


日本の洋画でも
黒田清輝』の〔ブレハの少女〕
藤島武二』の〔黒扇〕
青木繁』は〔海の幸〕
藤田嗣治』の〔猫のいる静物
と、いや~、高密度で満足満足、
たっぷりと堪能させて頂いた。


次に我々の前に姿を現すのは
「数年後」と至っておおざっぱにしかHPにも書かれていないけど、
本展を良い記憶として、楽しみに待つことにしようか。


それにしても会場内、やたら外人さんの姿が目に付く。
直近、観光客が多くなったなと、感じてはいたけれど、
こんな処まで来るんだねぇ。

確かに、為替レートを勘案すれば、正規料金で入ったとしても
かなり安く感じるだろうし。