「凝縮と拡充」なる副題が冠され
会期は~4月5日(日)まで。
会期は~4月5日(日)まで。
出展者は四名で、その名前からは何れも女性、
しかも生年も七十年代と共通している。
しかも生年も七十年代と共通している。
白木の小さな箱が幾つか並べられ、
その中にはお馴染みの白い衣装。
その中にはお馴染みの白い衣装。
ただ、異なっているのは、例えば「前だて」の部分だけがそのまま残され、
それ以外の各パーツについては細かく裂かれ、「こより」のように細くよられ
編まれる前の毛糸みたいに束ねられている。
それ以外の各パーツについては細かく裂かれ、「こより」のように細くよられ
編まれる前の毛糸みたいに束ねられている。
添えられているキャプションには、送られた来た
ある故人の服を使用したとある。
ある故人の服を使用したとある。
素材とされている白い衣装の種類は様々。
であれば、我々はそれを前にした時に、
自ずと故人の遺伝子や記憶の脈絡に思い至ってしまう。
自ずと故人の遺伝子や記憶の脈絡に思い至ってしまう。
その細い一本一本が、疑いも無く過去を伝えている。
”後期”の出展者は、まだオープンになっていないけれど、
これに近い力作が期待できそうで楽しみだ。
これに近い力作が期待できそうで楽しみだ。