三階の展示室で開催されている無料の浮世絵展。

会期は~3月28日(土)までだが、
2月8日(土)~28日(土) [前期]
3月8日(日)~28日(土) [後期]
で各五十枚ずつが展示替えされる。
2月8日(土)~28日(土) [前期]
3月8日(日)~28日(土) [後期]
で各五十枚ずつが展示替えされる。
場内は作品保護のため、かなり暗めの設定。
しかし、この作品群が出版された時の屋内の
明るさなんて、実際はこれくらいだったんじゃあないか。
明るさなんて、実際はこれくらいだったんじゃあないか。
作者の『月岡芳年』は明治期の、おそらくは最後の浮世絵師。
タイトル通り古今の説話から、月に関係あるモノ、
または月を題材にしたものを百選び浮世絵に仕立てている。
または月を題材にしたものを百選び浮世絵に仕立てている。
本体の絵だけで情景が理解できるもの、
添えられているキャプションのうち、
タイトルを読んで判るもの、
そして詳細な解説から初めて思い至るものと、
シュチュエーションはさまざま。
添えられているキャプションのうち、
タイトルを読んで判るもの、
そして詳細な解説から初めて思い至るものと、
シュチュエーションはさまざま。
中にはそんなオハナシ有ったんだ、へ~初耳の内容も
これアリで、歴史的な知識が増えたことにトクした気分。
これアリで、歴史的な知識が増えたことにトクした気分。
そして、これらの描写はけして初めてお目に掛るわけでなく、
遠い昔に読んだ歴史物にも借景されていた記憶もあるのだが・・・・。
遠い昔に読んだ歴史物にも借景されていた記憶もあるのだが・・・・。
画面の構成に特徴がある。
本来は主要な二人の人物がいないといけないはずなのに
うちの一人が欠けていたり、
または、
主人公が奥の方に描かれ脇役が手前に大きくあしらわれたり。
うちの一人が欠けていたり、
または、
主人公が奥の方に描かれ脇役が手前に大きくあしらわれたり。
描写の技量と共に、懐かしささえも感じてしまう一連の作品群は
けだし名品。
けだし名品。