封切り二週目。
席数159の【SCREEN3】入りは五割ほど。
客層は中高年の男女連れが多い。
客層は中高年の男女連れが多い。

中途交わされる、指揮者との対立や
団員同士の諍い~それも、私怨であったり、「音」についての
主義・主張であったりとさまざま~もお約束のネタで、
要は、何故再び結集させる必要があったのか、がキモ。
団員同士の諍い~それも、私怨であったり、「音」についての
主義・主張であったりとさまざま~もお約束のネタで、
要は、何故再び結集させる必要があったのか、がキモ。
そこがズレているとぐだぐだな作品になってしまうわけだが、
本作はかなり説得力のある筋立てになっている。
本作はかなり説得力のある筋立てになっている。
しかし、練習場として指定されたのは古びた廃工場。
が指揮者と団員達の溝は次第に深まり、このままでは
出直しのコンサートの開催すら危ぶまれる状態に陥る。
出直しのコンサートの開催すら危ぶまれる状態に陥る。
勘違いしない方が良いと思うのだが、
本作の主役は「音楽」ではなく「人間関係」。
「音楽」で感動したいのなら、それ専用のDVDを見る方が余程良い。
本作の主役は「音楽」ではなく「人間関係」。
「音楽」で感動したいのなら、それ専用のDVDを見る方が余程良い。
本編はやや冗長な部分もあるけれど、比較的手際良く纏まっており感心する。
評価は☆五点満点で☆☆☆☆。
あくまでもオハナシなので、練習風景の描写や個々人の背景の描き込みは
相当にデフォルメされていると感じられ、若干の嘘くささが漂う。
相当にデフォルメされていると感じられ、若干の嘘くささが漂う。
また、指揮者『天道』の超人的な造形と
あくまでも良いヒトである性格付けはやや鼻に付く。
あくまでも良いヒトである性格付けはやや鼻に付く。
でも、そこが本作の焦点なんだから、弱い描写になると辛しい、
ホント脚本って難しい。
ホント脚本って難しい。