金子國義展 美貌の翼＠Bunkamura Gallery 2015年2月7日（土）

「美貌帖」出版記念と副題にある。
会期は～2/11(水)まで。

場内はかなりの数の人で賑わっている。
客層も老若男女幅広く、それだけの人気物件ということだろう。

中には「参考展示」もあるけれど、
多くはプライスの付いた即売会。

数万円程度のシグレーの商品には
幾つかの赤丸シールが付き、
油彩の大作は一千万近い値付けで、
さすがにこれには買い手が無いモノの、
数百万レベルの一点にはシールも付き、
ホントに買うヒト居るんだなぁ、
市場が成立してるんだなぁ、と
変なところで感心する。

今回の展示品は、少女を扱ったもの
男性を扱ったもの、デカダンを扱ったものと幅広く、
作者の可動域の広さを思い知ると同時に、
兎に角、見飽きないのが宜しい。

あまりに偏り過ぎると、それはそれで
幾ら上質の作品群でも辛いモノがあるからなぁ。