RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

恵比寿映像祭2026@東京都写真美術館 2026年2月11日(水)

今回のタイトルは
”あなたの音に|日花聲音|Polyphonic Voices Bathed in Sunlight”。

 

入館し、受付で入場証を貰うと、
【B1F】→【2F】→【3F】の順に回るように書かれており、
係り員さんからも、その旨の推奨が口頭である。

天邪鬼の自分は、
上から降りて来るのが好きなので、
従う積りは毛頭無し(笑)。


その最後に回った【B1F】の展示では
『キュンチョメ』の映像作品〔金魚と海を渡る〕にハツとさせられる。

金魚と淡水をビニール袋に入れ、
作者が持って海中を進む。

勿論、金魚は海水中では生きられない。

キャプションでは女性の立場を絡めて書かれていたが、
社会や地球規模に広げてみても、
同じことではないかと感じた。


同じフロアの『鶴巻育子』の作品には
複雑な感情が去来する。

タイトルの〔ALT〕は、
画像が表示されない時や
視覚障害の人がリーダー使用する際の
画像説明の記述欄とのこと。

作中では、視覚障害者が世界をどのように「見ているか」を
言葉で語ってもらい、それを画像で表現した二つを対にして並べてある。

ピカソの絵みたい(に、見える)」との表現には、
〔泣く女〕を思わせ写真のコラージュを添える。

一番笑ったのが、「森山大道の写真のよう」との表現に添えられた
〔Stray Dog〕に似た一枚。

いや、これは笑っちゃいけないのか。


『張恩滿』の蝸牛の入れ替わりを扱った作品は、
「TOKAS本郷」での『仲本拡史』の作品の前段のように思える。

【2F】の『侯怡亭』の
古いモノクロ写真に色鮮やかな刺繍を施す技法は
東京都美術館」での”刺繍がうまれるとき”に展示されていた
『青山悟』のアプローチにも似ていると見た。


それ以外にも『FAMEME』の映像作品〔流槤王返/ドリアン王が帰ってきた!〕には
爆笑させられた。

これって人物造形を含め、
まるっきりのギミックだよねぇ!?


会期は~2月23日(月)まで。