事前予約が必須とのこともあり、
毎年のようには行けておらず。
が、今回は
1月16日(金)の開始時刻を覚えており、
遺漏なく予約を完了。
当日は13:30~の入場開始回も、
15分ほど前に正門前に着けば、
既に50人ほどが並んでいる。
とは言え、一日二回入場分の、
午前部の入場者はこの時点でも入れていたので、
早めの予約回の遅めの時間に着くのが正解かな?と
思ってみたり。
最終日が週末とのこともあり、
混雑は例年以上。
事前予約システムの効力はさほど感じず。
心惹かれる作品があっても、
立ち止まってじっくりと観られぬ恨みはかなり鬱積する。


そんな中で、{平面}や{インスタレーション}よりも、
{工芸}の幾つかで、
う~んと唸る作品が。



『水巻映』の二作の素材は何れも「石」で、
とりわけ潰れた缶の造形には驚く。


『森惠海』の「海月」の素材は「硝子」。
水に揺蕩う口腕や触手の繊細な表現が見事だし、
薄暗い展示室内では本物と見紛うばかりのリアルさ。



『菅野湧己』は三十日間の消費の記録を
{刺繍}で再現。
実物を曝し、繊維だけにしたパッケージに見えなくもない。
それが記憶の消失に重なる。


『藤本春華』の技法は{彫金}。
それでラーメンと餃子、
カトラリー類まで造りこむ、
とってもお馬鹿さんな展開(褒めてます)。

実物はかなり巨大だが、
『野村俊介』の名刺に印刷されている作品は{陶芸}によるもの。
見た目の質感との乖離に感動を隠せない。
時間の兼ね合いもあり、
今年も回ったのは【美術館本館】【陳列館】【東京都美術館】のみ。
来年は、早い時間に入り、
昼も校内で摂り、
ゆっくりと観て回りたいものだが、
毎年同じことを言っているような・・・・。