既に終了した展覧会。
三つの「退任記念展」が
ほぼ同時期に開催されているうちの一つで
訪問日が会期最終。
タイトルは”with 研究室生+卒修生-交差する時間-Intersecting Time”と
随分と長い。
退任する教員の作品だけでなく、
現役や過去に所属した学生たちの作品も並んでいる。
なので、会場は【本館 展示室3、4】の広大なスペース。
ご当人の代表作〔光-呼吸〕のシリーズはあまりに有名で、
其処彼処の写真展で何度も目にしている。
完成させるのに、いったいどれだけの労力を掛けたのだろうと、
感心するやら半ば呆れるやらが毎度のコト(褒めてます)。
在籍した学生との表現が正しいか、
弟子との表現が正しいかは判らぬが、
例えば『鈴木のぞみ』の作品は
メモリーとノスタルジアに取り憑かれているのを再認識させられる。
これはほんの一例。
過去に目にし印象に残っている作家の作品が多くあり、
輩出した人数にも驚嘆させられる。