『岩合光昭』の写真展は
【オープンギャラリー1・2】でも、それぞれ
〔What a Wonderful World -この素晴らしき世界-〕
〔ねこがお〕
が開催されていたが、いずれも~23日(火)までで、
観ることを能わず。
まぁ、それでも本展【Masai Mara】を訪問することができただけでも善しとする。
タイトルは「マサイマラ国立保護区」の意だと言う。
そこで生きる動物の姿を、
いったいどうやって撮ったの?と驚くばかりの
アングル・近さ・シーンの数々で繰り広げる。
掛ける労力と時間に思いを馳せれば、
一枚一枚の作品は美しさだけにとどまらず
資料としても貴重なのに違いない。
弱肉強食の世界で、
しかし、一瞬のほのぼのとした場面には
心の安らぎすら覚えてしまう。
根底には、作者の被写体に対しての共感が
込められているように思える。
会期は~7月30日(火)が最終日。