”東京工芸大学創立100周年特別企画展”と共に
”写大ギャラリー・コレクション”とも描かれている。
ポスター等にあしらわれているのは
『三島由紀夫』×『細江英公』の〔薔薇刑〕からの一枚。
しかし、これだけではどんな内容なのか想定も付かず、
ギャラリーの中に足を踏み入れて吃驚!
あまりに多くの作家の写真で溢れ返っている。
同所では嘗てない物量と人数との認識。
入口で「作品解説をお貸しします」との声掛けがあるが、
なるほどそれがあった方が理解が進もうというもの。
古今東西の代表的な作品が
ずらっと並ぶさまは壮観。
とは言え「順路」の一番最後に
『タルボット』の一枚が掲げられている意図は何だろう?
それが古の作品の右代表とすれば
新しいのは『本城直季』か。
高速道路のジャンクションンを撮った作品は
題材もイマっぽい。
『木村伊兵衛』はあるし、『土門拳』はあるし、『森山大道』はあるし、で
何れもどこかで観た記憶はあるものの、
写真の歴史を総覧できる良い機会。
会期は~6月1日(木)まで。