”プリピクテジャパンアワード”は
過去に二回観ている記録。
うち一回は「@ヒルサイドフォーラム」だったか。
何れも無料の展覧会で今回も同様。
展示されているのは
『新井卓、岩根愛、岡田将、 瀧本幹也、千賀健史、長沢慎一郎、中井菜央、水谷吉法』
計八名の作品。
とは言え、「アワード」とのこともあり、
『新井卓』の銀板写真、
『長沢慎一郎』の父島をテーマにしたものを始めとして
半数以上は嘗てどこかで目にしたことがある。
そんな中、
『岡田将』のマイクロプラスチックを題にとった作品、
『水谷吉法』の電線にとまる鳥を撮った作品は初見と思われ。
前者はイマイマの社会問題とも関連し、
しかし拡大された一枚一枚は何とも美しく、
それが逆に空恐ろしくもある。
後者は、モノクロームの画面いっぱいに展開されると
まるで楽譜のように見えてしまう面白さ。
何れも、テーマ設定の仕方と撮り方で
写真の可能性の多様さを提示してくれる。
会期は~1月22日(日)まで。