「Hosoya Gan-Beyond G」との、
サブタイトルのようなものが付されている。
【一階】【地階】共に、作家の作品が多数並ぶ。
プロフィールを確認すれば、随分と長期にわたり
業界で存在感を放つだけあり、
目にしたことがあるものが多い。
とは言え、最も目を惹いたのが
〔び〕と題された「世界デザイン会議」で1960年に配布されたとの資料。
日本に昔からある身近な道具を写真に撮り
文章を添えただけなのに、
常日頃に接している時には感じない美しさを
不思議と覚えてしまう。
剪定鋏や鑿のフォルムは
これほど優美なものだったか・・・・、と。
そうしたことを改めて気づかせてくれる
作者の視点と提示の仕方がが素晴らしい。
会期は~10月24日(月)まで。