RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

ワニがまわる タムラサトル@国立新美術館 2022年7月18日(月)

「ワニがまわる理由は、聞かないでほしい」とは
作者の言(笑)。

その言葉通り、会場内は、大小、色も様々なワニが
ぐるぐると回転している。

あるものは水平に、
あるものは焼き鳥のように櫛に頭から尾を刺し貫かれバーベキューさながらに、
またあるものは横に五連に繋がり。

中には、特定の時間のみ回転するものもありで、
コンプリート観察するには
少々時間を要する。

 

本日が会期最終日とのこともあり、
かなりの入場者で賑わっている。

が、子供の姿は思いの外少なく、
見に来れば、随分と喜ぶだろうな、と
思う。



とは言え、会場内に足を一歩踏み入れた瞬間に、
「馬鹿だ・・・・」とくすりと笑ってしまった。

一番長大なワニは、長さが10mを越えているだろうか、
ゆるゆると数分を掛けて回転する。

回転範囲に入らぬよう、周囲には円形にロープが置かれている。

それを回るように移動し、鑑賞しながら、はて?と考える。
これはワニが回らなくとも人間が回ると、結果は同じなんじゃないか?!