タイトルは「水」となっており、
実際並んでいる作品にも水を扱った作品は多い。
館内にもBGMとして水音が流されているし。
しかし、自分の目に留まった幾枚かは、
人々が住まう場所であったり
風俗や風習を捉えたもの。
積もる雪の下に佇む家々。
神を祭る儀式の数々。
しかし過疎化もあり、そうしたものは
次第に消えて行く定めで、
資料的な見地からしても貴重。
おそらく、作家の出身地である
四国地方のものと思われるが、
自分の故郷を重ね合わせ、
ちょっと胸が熱くなった。
会期は~6月15日(水)まで。