会場へと続く階段の踊り場にも、
タイトルの文言が掲げられている。
ブランクの部分には、
『今和次郎』と『赤瀬川源平』が入るのだが。
館内には、
「資生堂」の歴史と
それに纏わる『今和次郎』の「考現学」の文書、
及び関連する文物が並び、
それらにインスパイアされた『中村裕太』による制作物が添えられる。
香水の瓶や白粉の容器、
中には『宮本憲吉』による帯留めなどもあり、
往時のモダンな空気が感じられる。
ある意味、日本を代表する繁華街「銀座」の歴史は
「資生堂」の歴史でもあり、
往時の風俗も併せ知ることのできる又とない機会。
会期は~5月29日(日)まで。