前期は2月11日(金)~3月13日(日)
後期は3月18日(金)~4月17日(日)
の会期で各々三名の作品が並ぶ。
で、前期の作家は『稗田直人』『杉山夏実』『松田壯統』。
『杉山夏実』の作品はアンビエント画像のよう。
収集した声の大小や調子により、
水紋の様に重なった円環がやわやわと変化する。
何時始まって、何時終わったのかも定かでなく。
男性の声や女性の声、或いはどこの国の言語とも判らぬ発声が
形造って行く。
『松田壯統』の作品には、自身の母親の死が大きく重ねられているよう。
小さなパーツを組み合わせたものや、小さな作品を幾つか。
会場のコーナーの壁面を使い並んでいるそれらを見渡した時に
荘厳なカテドラルの影が浮かび上がって来る。