一般の入場料は700円も、
年初の2日と3日は無料での入場が可。
以前は無料は2日だけ、
3日は半額だったと記憶しているが
何時の間にか両日無料になったのね。
もう一つ、例年との違いを感じることがあり、
館内の入場者がかなり少なく、
まぁ、これは鑑賞する上では有り難い。
コロナ禍か、それが為の人数の上限規制か、
或いは、【ガーデンプレイス】の各種店舗が
軒並み閉店・閉鎖しているためか。
さはさておき、標題展。
『松江泰治』は作家さんの名前として
「マキエタCC」って何さ?と
疑問に思う。
先ずは、巻頭の言をきちんと読み、
理解することが本展を鑑賞するにはかなり大事。
これがあると無いでは観方が随分と違って来る。
殆どの写真は、同じような技法で撮られている。
画面内にぎっしりと建造物が詰め込まれ、
地平線や空が見えることはない。
端々迄ピントがきっちりと合い鮮明。
まるで精巧な模型を造り、
それを写したかと見紛うほど。
タイトルに、そのものずばり都市名が表記されているケースもあるけれど、
多くは〔PAR〕〔LPB〕などのアルファベット三文字で表されている。
普通に都市コードにも似ているが、さてどうだろうか。
なので、ここはどうかだろうかと考えながら
歩を進めるのもなかなか楽しい。
それにしても各々の都市は
一見違っているようで
通底する何かしらがある。
人々営みが醸すエネルギーが
それを発露しているのかもしれない。
会期は~1月23日(日)まで。