てっきり{アール・ブリュット}専門館かと思っていたら
少し外れた方向性の企画展も開催されるのね。
もっとも根っこには共通の部分があるよう。
計八名の作品が並ぶも、今回の目当ては主に二人。
『小島美羽』は遺品整理の会社で整理や特殊清掃に従事。
自宅死、殺人、自殺などの現場で目の当たりにした情景を
ミニチュアで再現している。
展示は三点。
ゴミ屋敷と孤独死と、あと一つは
ひょっとして殺人?
当然そこに人の影はないものの、
何れもが居ない主の記憶が偲ばれる。
本展示は、係員に声掛けすれば、
実際に触れることができるよう。
落語をラジオやCDの音声だけで聞く、
或いは文字に書き起こしたものを読む、等の行為はままあれど、
本作は高座の噺家さんの一部始終を写真のみで表現している。
演題の〔心眼〕はたぶん聞いたことが無いけれど、
筋を確認すれば、なるほどこの場にはぴたりと思う。
音声が無くとも、その熱演は十分に伝わって来る。
会期は~12月26日(日)まで。