そのタイトル通り、七名の作品が展示され
会期は~11月3日(水)まで。
プロフィールを確認すると《沖綾乃》の画は
過去に幾度か観ているハズなのに
さほど記憶に残っておらず。
ところが今回並んでいる数枚は
岩絵を使った粗いざっくりしたタッチながら
肌の柔らかさや、感情の嫋やかさが
却って際立つ描写。
おやおやこれはなんだか、好ましいぞと、
すっと眼が引き寄せられてしまう。
実際、数枚の作品には
既に赤丸シールが貼られている。
『松浦シオリ』の美人画は、どうやらCGで描かれているよう。
モチーフは古典的も、その描写はイラストを一段高い所に昇華させた如く、
何とも面妖。
エディションを付しての販売ながら、
管理をどのようにしているのかは気になるところ。
ブロックチェーンを使っていれば確実なのだろうか。
それ以外にも『上根拓馬』の古代と現代・未来が混交した造形、
『原崇浩』の細密な描写、共に妙味が溢れている。