会期は6月8日(火)~13日(日)とかなり短く
それもあってか会場内は相当に密な状態。
勿論、入場時の検温と消毒はしっかりされてはいるものの
この状態はあまり喜ばしいことではない。
また、来場者に女性が多いのも一つ要因で、
並んでいる作品を考えれば当然のことながら
写メや動画撮るケースが多く、これも
人流を妨げており。
もっとも開催者の側も配慮が欠けているなと感じたのは
『三浦春馬』の作品を入り口正面に置いたことで、
ここで先の女性たちが狭い場所で立ち止まり
熱心にスマホを掲げ後ろが益々滞留するとの悪循環。
ただ、周囲に配慮する姿勢があれば
こんなことにならないだろうけど、
自分のコトしか見えなくなってるのかな。
ずらりと並んだ写真は、男・男・男で
自分の嗜好からはかなり外れているものの(笑)、
眼光の点では共通。
俳優から政治家と、扱う対象のバリエーションも幅広。
そんな中で目に留まったのが『会田誠』の一枚。
眼がねぇ、童の様に澄んでいる。
これが見つめる先に数多の不穏な作品が在るかと思うと
芸術って反面、空恐ろしい。