【3F】から【2F】へ移動し標題展へ。
一般の入場料は700円。
『瀬戸正人』はタイに生まれ、その後
福島に移住とのプロフィール。
本展は作家の経歴をそのままなぞる如くの内容。
展示は全部で六つのパート。
中でも〔Living Room, Tokyo [1989-1994]〕にはドキッとさせられる。
外国や地方から東京に移り住んだ人の住居内に入り込み
室内を活写。
それを実物大に引き伸ばし展示。
鑑賞者は被写体の部屋に踏み入った様な感覚に。
特に日本人女性二人の部屋では、並んでいる本に興味津々。
蔵書はその人なりの嗜好がもろ判るからね。
〔Binran [2004-2007]〕にも目が釘付けに。
台湾で好まれる「ビンラン」だけど、
郊外にはそれを売る小さなスペースが幾つも在る、と。
それをひたと見つめ写した作品群。
店中に座り客待ちをする女性達は皆
煽情的な衣装でアンドロイドのように無機的に見える。
ちょっと間違うと赤線地帯と勘違いしそうな外見。
でも外国煙草等の嗜好品もちゃんと並んでるのよね
会期は~1月24日(日)まで。