第二弾は『橋本晶子』。
会期は~11月22日(日)まで。
例によって事前予約。
【中央通り】側の入り口から入り、手指の消毒、検温
来意を告げ地階に降り、QRコードを提示。
館内はかなり薄暗い空間。
大小の白い紙に、たぶん鉛筆で描かれたドローイングが並ぶ。
で、これがかなりのリアルさ。
微細な描き込み以上に、質感が素晴らしい。
特に正面の壁に大きく掲げられたカーテンのそれは
本物と見紛うばかり。
その背後に透けて見えるのは、窓からの景色ではなく、
壁に掛かっている画だと言うのも洒落ている。
一種の入れ子構造になっており、よくよく見ると
幾つかの作品が類似の表現になっている。
ギャラリースペース自体が、
作者が創造した空間に変容した様な特異な雰囲気。
それでも好きだなぁ、こういった仕掛けは。