昨今の情勢を鑑み、多くの美術館やギャラリーが休館のなか、
「リクルート」の二館は営業中。
行くあてのない自分にとっては一筋の光明にも見える。
自宅に毎日届く新聞から気になる写真をピックアップ、
トリミング・組み合わせ等の加工を施す。
そうした作品が大小並ぶ。
本来持つ文脈から切り離され
(基本、文字とセットになっているはずだから)、
更に異なる同士で重なることで
摩訶不思議な世界が現出する。
あるものの前では思わず苦笑し、
あるものの前では首を捻る。
そうした鑑賞者の態度も、
当然、製作者の想定内なのだろう。
会期は本来~3月14日(土)までも、
はたして期間を全うできるかどうか・・・・。