標題展が催されている地下三階の【ギャラリーB】へは
有料展”子どもへのまなざし”が開催されている【ギャラリーC】を通らないと行くことができず
入り口にはしっかりカウンターが設置され係員も配備されている。
「どうやって行けばいいのですか」と確認すると
目前に在るエレベータを使用して欲しいとのことで
当該施設では初の利用。
ところがこれの動きが頗る緩慢、
上下動もゆっくりだしそれは扉の開閉も同様。
普通のエスカレターのつもりで出入りすると
硝子の扉にぶつかってしまうこと間違いなし。
それはそれとして『松本力』の作品。
副題にも「東京都写真美術館コレクションを中心に」と書かれている通り、
映像によるインスタレーションと作家個人蔵が何点か。
四方の内の一辺の壁面を全てスクリーンとして使い
(同尺の)複数の作品が並行して投影される。
何れも素朴ささえ感じるアニメーションは
同じようなパターンの繰り返しながらも観ていて飽きることはない。
会期は~2020年1月5日(日)まで。