予告では本日が最終日のハズが
ポスターの右下段に「27日(水)まで会期延長」の張り紙が。
それだけ好評ってことかしら。
実際、自分が滞在中も来場者はひっきりなし。
計三十点弱の作品が並ぶも
いったいこれのどこが{鋳金}と訝しめる作品も
何時ものことながらこれあり。
そんな中で『高橋賢悟』による〔大山椒魚〕などは
両生類のぬんめりと、ひんやりとした(触ったことないけど)感触が再現され
思わず凝視してしまう。
またたぶん鯨の骨を模したと思われるかなり大きな造形である
『平戸香菜』の〔under skin〕もそのシェープが美しい。
素材は夫々、銅だったりブロンズだったりと違いはあるものの、
ほんのちょっとだけでも触れてみたいと思うのは共通する衝動で。