RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

鋳金の幻想@東京藝術大学美術館 陳列館 2019年11月24日(日)

予告では本日が最終日のハズが
ポスターの右下段に「27日(水)まで会期延長」の張り紙が。

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それだけ好評ってことかしら。
実際、自分が滞在中も来場者はひっきりなし。


計三十点弱の作品が並ぶも
いったいこれのどこが{鋳金}と訝しめる作品も
何時ものことながらこれあり。


そんな中で『高橋賢悟』による〔大山椒魚〕などは
両生類のぬんめりと、ひんやりとした(触ったことないけど)感触が再現され
思わず凝視してしまう。

またたぶん鯨の骨を模したと思われるかなり大きな造形である
『平戸香菜』の〔under skin〕もそのシェープが美しい。

素材は夫々、銅だったりブロンズだったりと違いはあるものの、
ほんのちょっとだけでも触れてみたいと思うのは共通する衝動で。

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