【写真歴史博物館】での同一タイトルの第二弾。
『佐藤時啓』の作品は既に多くの場所で観たことがある
〔光-呼吸〕のシリーズ。
カメラのシャッターを長時間開放し
ペンライトを持った作者がその前で動き回ることで
光の軌跡がそのまま記録される。
最初はどうやって?と訝ったものの、種明かしをされるとやや拍子抜け。
でも次には、なんで本人の姿は写ってないのと、新たな疑問も。
また、この一枚を仕上げるのに
どれだけの労力を費やしているのかとの思いも同時に沸いて来る。
試行の果てに掴んだ詳細な設定こそが
唯一性の源なのだろう。
会期は~12月27日(金)まで。