「エルサレム・デザイン・ウィーク」との副題付き。
会期は~10月27日(日)が最終日。
開催事由については趣意書に記載の通りも
旧約聖書に所縁の土地柄もあり、
タイトルに関するモチーフの作品が多数並ぶ。
加えて「中東のシリコンバレー」と呼ばれるほど
ITベンチャーを多数輩出する土地柄、
最新のテクノロジーを使った作品も幾つか見られる。
その右代表が『アミール・ゾベル&イタイ・ブルーメンタル』による
〔コモン・スレッド(共通の特徴)-庭の守り人〕。
円形の木製フレームの周囲に多数の釘が打ち込まれ、
機会制御のアームが一本の細い糸を釘に引っ掛ける動作を繰り返すことで
次第に人物の肖像が浮かび上がる。
一種インスタレーションで次第に明瞭になる顔の造形を見ているだけで
飽きずに時間が過ぎてしまう。