RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Glitches in Love: A New Formula/ 愛のグリッチ:新しい公式@東京藝術大学美術館 陳列館 2023年3月26日(日)

【1・2階】を利用し~4月9日(日)まで開催。 キュレーション専攻の学生が主体となり世界各国の十二組のアーティスト作品を展示。キュレーターとしては七人の氏名が連なっている。 Glitches=不具合とのことらしい。 とは言え、個人的にそれをストレートに…

アネックス展2023-自立と統合-@ポーラ ミュージアム アネックス 2023年3月19日(日)

後期の会期はは3月17日(金)~4月16日(日) 。出展作家は『秋山美月』『佐藤幸恵』『永井里枝』の三名で、何れも女性かな。 『秋山美月』の〔Afraid to look〕は円形に固められた樹脂の中に鍵が埋め込まれている。 平らな台の上にかなりの数が置かれ、入り口を…

ロストケア@109シネマズ川崎 2023年3月25日(土)

封切り二日目。 席数127の【シアター2】の入りは七割ほど。 巷間語られている、自助・共助・公助の順序がさも当然のように。 しかし、元々我慢強いのに、お上に頼ることを善しとしない国民性から、介護する側、される側が共倒れになるケースも多いと聞く…

YU SORA展@資生堂ギャラリー 2023年3月19日(日)

”第16回 shiseido art egg”の第二弾。 会場へと続く階段を降り普段と異なる様子に戸惑ってしまう。 明るい、無茶苦茶明るい! 当該スペースがここまで煌々と照明されていたことは嘗て有っただろうか?(いやない)。 こうして見ると、ホントにホワイトルーム…

本濃研太ダンボール彫刻展@エコルとごし 2023年3月21日(火)

”エコルとごしに動物たちがやってきた!”とのサブタイトル。 当該施設は初訪。 【下神明】と【戸越公園】の何れの駅からもそこそこの距離で丁度中間あたりか。 裏面は【戸越公園】に正面は【文庫の森】に面するとの絶好のロケーション。 標題展の会期は~ 3…

2023フォックス・タルボット賞受賞写真展@写大ギャラリー 2023年3月20日(月)

標題の受賞展を観るのは二度目。 「佳作」以上の十名の作品が並ぶ。 第一席 島を渡る 星子桃花第二席 ボーン 吉村周第三席 景観と境界 礒﨑龍平 モノクロ賞 重ね 山﨑心宇奨励賞 femina 渡邉結愛佳作 Time Machine 木村奏斗佳作 Musica. Con amore. 上野瑠夏佳作…

Beyond@UNPEL GALLERY 2023年3月19日(日)

サブタイトルは”多摩美術大学日本画専攻卒業生・修了生四人展”。 四人の経歴を確認すると、何れも2022年までに卒業しているようなので、所謂「卒展」ではない模様。 『宮崎篤』の〔連なる〕は三連の、三分割された鰐、それも頭部だけを大きく描いたもの。 そ…

コンペティション@チネチッタ川崎 2023年3月18日(土)

封切り二日目。 席数107の【CINE1】の入りは三割ほど。 元々は、ある大富豪のジャストアイディアから転がり出た話。 製薬企業で財を成し、一万人の従業員を養う彼は八十歳の誕生日にふと思い付く。自分の名前を後世に残し、且つ多くの人から感謝されるコ…

シン・仮面ライダー@チネチッタ川崎 2023年3月18日(土)

封切り二日目。 席数532の【CINE8】の入りは八割ほど。 〔仮面ライダー〕は小学生の頃リアルタイムで見ていた世代。 とは言え、そこは田舎のこと首都圏のように土曜の19:30~ではなく日曜の朝10:00~の、しかもかなり日にちが遅れてからの放送…

松田優 写真展@キヤノンギャラリー銀座 2023年3月4日(土)

サブタイトルの「その夜の踊り子」は、『赤堀雅秋』による舞台及び映画〔その夜の侍〕のもじりと思われ。 まぁそうした蘊蓄はどうでも良く、本展はストリップ劇場の踊り子さんを写したもの。 『永井荷風』は「ロック座」に通ったと言うし、『田中小実昌』も…

動物会議 緊急大集合!@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2023年3月4日(土)

『若冲』の〔動植綵絵〕は「釈迦」のもとに集う動植物を描いたものだし、「干支」の云われも、お釈迦様が「動物たち集まれ~」と号令を掛け、来た順番との俗説もあり。 何れも、人々は古から、何かしらの理由を付け、動物を集めるのが好きだったとの証左だろ…

Winny@TOHOシネマズ川崎 2023年3月11日(土)

封切り二日目。 席数150の【SCREEN4】の入りは九割ほどと盛況。 今となっては死人に口なし、『金子勇』が「Winny」を開発した時にどのような思いであったのかはしかとは判らない。 が、今回の映画版では少なくとも悪意は無かったとの前提に立ってい…

仲條正義名作展@クリエイションギャラリーG8 2023年3月4日(土)

『仲條正義』の単なる作品展ではなく、「名作展」と銘打っているところが凄い。 気を付けて見ないと、読み飛ばしてしまいそうだが。 タイトル通り、多くの作品群はどこかしらで目にしたことがあるものがほとんど。 とは言え、壁や柱に小さく描かれている彼の…

ITOGUCHI@UNPEL GALLERY 2023年3月4日(土)

「武蔵野美術大学日本画学科卒業生グループ展」がサブタイトル。 出展されている『アルト・クサカベ/小俣花名/後藤まどか/蜂須瑚々/村上のどか』の五名は既にして卒業生なので、所謂「卒展」ではないのだが。 中では『後藤まどか』の画が好きな表現。と…

光岡幸一展「ぶっちぎりのゼッテー120%」@ガーディアン・ガーデン 2023年3月4日(土)

何とも意味不明のタイトル。 展覧会のポスターも縁だけがあしらわれ、ほぼほぼ空白の表現。 中に入れば薄暗く、中央にはスペースを二つに区切る一面の壁。 そこにはポスター宜しく、人一人が潜り抜けられる穴が穿たれ、中に入れば動画が流され、良く判らぬ複…

フェイブルマンズ@チネチッタ川崎 2023年3月5日(日)

封切り三日目。 席数284の【CINE5】の入りは三割ほど。 そうかこうして、『スティーヴン・スピルバーグ』という映画監督は形作られて来たのだな、との思いを深くする。 電気技術者の父とピアニストの母。奇しくも「理」と「芸」が交差する出自。 それを冒…

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス@TOHOシネマズ日比谷 2023年3月4日(土)

封切り二日目。 席数257の【SCREEN9】の入りは九割ほど。 さすが、「本年度アカデミー賞最多ノミネート」との惹句は集客への寄与度は絶大だなと思う。 これはシンクロニシティとでも言えば良いのか。直近公開された数作で、個人の映画体験を紐解いた作品…

写真をめぐる距離@横浜市民ギャラリーあざみ野 2023年2月24日(金)

折角来たついでだからと、【展示室2F】にも足をのばす。 タイトルは”あざみ野フォト・アニュアル2023 横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展”が、正式か。 その通り、古い写真機とやはり古い写真が並ぶ。 前回来た時にも、似た企画を観たとの記憶も、個人的…

大志学園卒業制作展@佐藤美術館 2023年2月26日(日)

【4/5階】は「武蔵野学芸専門学校2023卒業制作展」 【3階】は「早稲田国際ビジネスカレッジデザイン科総合学科」 例によってエレベーターで五階に上がり、階段を使って順に降りて来るのでこうした書き方に。 一点、気になった作品が。 タイトルと作者名は…

2022年度 第46回 東京五美術大学 連合卒業・修了制作展@国立新美術館

【展示室1A/1B/1C/1D/2A/2B/2C/2D】 【野外展示場A/B/C】で開催。 各大学はHPに独自の告知を上げているが、統一したHPは作成されてないのね、不思議だ。 そして何時も思うことは、会場割はどのように決めるのか。 例えば今回、【六本木駅】側の入り口に…

三菱商事アート・ゲート・プログラム2021-2022@ヒルサイドフォーラム 2023年2月24日(金)

「支援アーティスト6組による新作展」との副題が付き、~2月26日(日)まで開催。 今回は映像作品、インスタレーション、イベント連動で参加して成立する企画が多く、また平面も自分の好みからは少々外れており。 まぁ、こうしたこともあるよね。行ってみて…