RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

MY EYES-TSUBASA SAITOH@DIESEL ART GALLERY 2022年5月28日(土)

標題館に来るのは随分と久しぶり。 一つの展覧会での会期が長く設定されているのは良いのだが、逆に「次でいいか」と、機会を逃してしまうことも多く。 当該展も4月29日(金)~8月4日(木)と長期。 基本、即売を兼ねているので、作品の下にはプライスも示…

トップガン マーヴェリック@チネチッタ川崎 2022年5月29日(日)

封切り三日目。 席数532の【CINE8】の入りは八割ほど。 パイロットが窮地に陥った時に、天啓のように降って来る言葉がある。 何れも主人公を危機から救うファクターとして機能する、ある時は「フォースを使え」、またある時は「ロシア語で考えろ」。 それ…

第47回 2022 JPS展@東京都写真美術館 2022年5月28日(土)

一般の入場料は700円だが、久々に招待券を頂いた。 「公益社団法人日本写真家協会」によるコンペティションとのこともあろうか、かなりの数の招待券が配布されているのかも。 館内は(おそらく)そうひた人達で溢れ返っており、中には、これ見よがしにカメラ…

ナチュラル・ファンクション@スパイラルガーデン 2022年5月22日(日)

会期は5月12日(木)~23日(月) なので、既に終了している展覧会。 主催は「小山登美夫ギャラリー」 出展作家は『ヴァルダ・カイヴァーノ西村有大竹利絵子杉戸洋竹﨑和征J・パーカー・ヴァレンタイン』の、計八名。 中では『大竹利絵子』の作品を暫し見入る。 …

鉄道博物館100年のあゆみ 1921-2021@鉄道歴史展示室 2022年4月30日(土)

東京に生まれ育った人なら、或いは東京で子育てをした人なら、殆どがこの場所を訪れているのではないか。 2006年まで秋葉原に在った「鉄道博物館」を。 (あと、「上野動物園」や「海の科学館」も入るかも。「東京タワー」は上ったことないヒト、結構、多い…

TOKAS-Emerging 2022@トーキョーアーツアンドスペース本郷 2022年5月22日(日)

第2期の会期は5月21日(土)~6月26日(日)。 出展者は『婦木加奈子』『山田沙奈恵』『時山桜』の三名。 『山田沙奈恵』の〔A Fire on My Palm〕は伊豆大島の噴火とその避難を扱ったもの。 そう言えば、往時、多くの人達が区内にも避難されていた記憶。 何時治…

擬風景展@東京藝術大学美術館 陳列館 2022年5月22日(日)

”東京藝術大学 芸術情報センター オープンラボ 2022”とも書かれている。 「peatix」による事前予約が必要で https://amc-exhibition-gihukei.peatix.com ところが週末に向けて、何とも面妖なメールが登録アドレスに届きだす。 パフォーマンス? 烏賊? 不漁…

鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー@TOHOシネマズ川崎 2022年5月21日(土)

封切り二日目。 席数150の【SCREEN4】の入りは四割ほど。 コミックスで言えば、前作(2017年)は、ほぼほぼ10巻まで。 そして本作では、例えば1巻からのエピソードの借り出しはあるものの、ほぼほぼ13巻まで。 なので「To Be Continued」の文字をスク…

ハケンアニメ!@109シネマズ川崎 2022年5月21日(土)

封切り二日目。 席数118の【シアター5】の入りは三割ほど。 映画版〔ホリック xxxHOLiC〕での収穫は、ほぼほぼ『吉岡里帆』の巨乳だけだった、との何とも残念な結果で、あまつさえ過去の『蜷川実花』作品に比べればその露出度は低め、監督に対しては次回…

写真家エリオット・アーウィット作品展@FUJIFILM SQUARE 2022年5月3日(火)

プロフィールを確認すれば1928年生まれの『エリオット・アーウィット』は存命且つ、「マグナム」でも最高齢の写真家とのこと。 「観察の美学 筋書きのない写真たち」との副題が付されている。 展示されている作品は、大きく二群に分けられ、一つは日常の…

Tokyo Contemporary Art Award 2020-2022 受賞記念展@東京都現代美術館 2022年5月4日(水)

「TOKAS」との連動企画。「TCAA」受賞者の企画展とのこと。 それにしても第2回の期間が2020-2022年で且つ受賞者が二名って、どれほどのものなの? で、その二名は『山城知佳子』と『藤井光』。 前者は映像作品が主体、そして後者の作品は{戦争画…

高橋宣之写真展:神々の水系@キヤノンギャラリーS 2022年4月30日(土)

タイトルは「水」となっており、実際並んでいる作品にも水を扱った作品は多い。 館内にもBGMとして水音が流されているし。 しかし、自分の目に留まった幾枚かは、人々が住まう場所であったり風俗や風習を捉えたもの。 積もる雪の下に佇む家々。 神を祭る儀式…

ミロコマチコ展「うみまとう」@クリエイションギャラリーG8 2022年5月14日(土)

絵本作家としてデビュー以降、数多の作品を創り出し、更に活動の幅を広げているという『ミロコマチコ』の個展。 会場内には代表的な作品に加え、一番広いスペースには、そこで行われたであろうライブペインティングの痕跡がそのままに一種のインスタレーショ…

平手展「拳に綿を詰める」@ガーディアン・ガーデン 2022年5月14日(土)

”第23回グラフィック「1_WALL」グランプリ受賞者個展”と書かれている。 その割には館内を埋め尽くすのはほぼほぼ立体なのだが・・・・。 それも人に似せ、(おそらく)綿を詰め込んだ、人形ともオブジェとも付かぬ、何とも怪しげなモノ。 それらの物体は、基…

シン・ウルトラマン@109シネマズ川崎 2022年5月15日(日)

封切り三日目。 席数349の【シアター6】の入りは九割ほどと盛況。 未就学児を連れた親御さんが多く見られ、中途席を立つ、大声で話し掛ける等の行為が頻出。 怪獣や「ウルトラマン」が出ていない画面では興味が削がれるからね、仕方ないコトではあるけれ…

流浪の月@TOHOシネマズ日本橋 2022年5月14日(土)

封切り二日目。 席数128の【SCREEN1】の入りは九割ほどと盛況。 雨が降りしきる公園で、濡れることをいとわず本を読み続ける少女に一人の青年が傘を差し掛け、自宅へと誘う。 寄る辺ない互いの運命が交差した瞬間。 少女には自分の家に帰りたくない理由が…

井上長三郎・寺田政明・古沢岩美の時代@板橋区立美術館 2022年5月5日(木)

メインタイトルの前後には「区制施行90周年記念」「館蔵品展」「池袋モンパルナスから板橋へ」との文言が付されている。 今回対象となった三人の画家の名前と共に、特に「池袋モンパルナス」はよくよく目にする呼称。 頻度高く使われるということは並んでい…

「浅田政志 ぎぼしうちに生まれまして。」@BAG-Brillia Art Gallery- 2022年4月30日(土)

「LIXIL」の跡地に「Brillia」が入り、やはりギャラリーを展開していることは認識。 そこそこ前を通ることもあり折に触れWebサイトを確認していたのだが、好みの展覧会がなかなか開催されぬこともあり、最近ではちょっとご無沙汰していた。 ところが…

古寺巡礼-土門拳が切り取った時間-@写大ギャラリー 2022年5月4日(水)

Webサイト上に掲載されている「開催中の展覧会について」を確認すると、標題館には『土門拳』の写真コレクションが大分の量あるとのこと。 その中から〔古寺巡礼〕に関するものだけを精選、六十点ほどを展示。 ほんの数枚のカラー写真を除けば、並んでい…

SICF22 EXHIBITION部門 受賞者展@スパイラルガーデン 2022年5月1日(日)

会期は本日が最終日。 昨年受賞者十名の作品が並ぶ。 その中でのインパクト大なのはグランプリアーティストの『チャンジンウェン』の作品。 もっとも、展示の仕方も大きく影響しているのだが。 当該施設の【エスプラナード】に見上げるばかりの構造物を造り…

多摩美術大学大学院日本画研究領域二年生展「遡」@佐藤美術館 2022年5月1日(日)

会期は本日が最終日。 それが為か、朝早めの時間にもかかわらず、 会場内はそこそこの人の入り。 計十三名の出展だが展示の仕方が一風変わっている。 作品に付されているのは、タイトルと技法のみで、作者の名前は一切記されていない。 記帳をすると貰える、…

死刑にいたる病@チネチッタ川崎 2022年5月8日(日)

封切り三日目。 席数154の【CINE9】はほぼほぼ満員の盛況。 二十四件の連続殺人を犯し死刑判決を受けた『榛村(阿部サダヲ)』から突然送られて来た手紙。 そこには九件目の殺害だけは自分の犯行ではないとしたためられていた。 小菅の刑務所に面会に行き…

マイスモールランド@チネチッタ川崎 2022年5月7日(土)

封切り二日目。 席数191の【CINE10】の入りは三割ほど。 当然、そのことに異は唱えない。人道に則る行為なのだから大いに広げて行けば良い。 直近でウクライナからの避難民については入国の条件を大幅に緩和。現時点ではや千人近くにもなると言う。 時と…

池田智「cosmic origin」@六本木ヒルズA/Dギャラリー 2022年5月3日(火)

その細かい描き込みで、観る者の目を楽しませてくれる。 例えば〔animals「猫」〕と題された一枚は40㎝四方の画面いっぱいに欠伸をする猫が描かれ、しかし良く見れば、それはより小さな生き物や物が集合した結果の表現。 展示されている作品は全て、同様の…

SF・冒険・レトロフューチャー×リメイク~挿絵画家 椛島勝一と小松崎茂の世界~@昭和館 2022年5月5日(木)

随分と長いタイトルだが{挿絵}画家の第一人者、『椛島勝一』『小松崎茂』の二人に焦点をあて、その作品を紹介するもの。 前者は戦前~戦中、後者は戦後が主な活躍時期になり、自分の身近に有ったのは勿論、『小松崎茂』の作品の数々。 彼が描いた絵が印刷…

不透明な視界-Invisible wall-@アンペルギャラリー 2022年4月30日(土)

”第10回大学日本画展”は”名古屋芸術大学 日本画コース二人展”。 で、その二名は『磯部絢子/福本百恵』。 記録を辿ってみたけれど、共に今回が初見か、または観ていても記憶には残っていない模様。 展示の仕方も頗るユニーク。 入り口を背に左右にシンメトリ…

東京藝大AAI@東京藝術大学美術館 陳列館 2022年5月3日(火)

「AAI」は「アジア・アート・イニシアティブ」の略称とのこと。 一階は”アート&デモクラシー”、二階では”Masking/Unmasking Death 死をマスクする/仮面を剥がす”が、夫々展示され、インパクトの面では、やはり二階の内容か。 昨年2月にミャンマーで起…

美×音 うたをみる@羽田空港第1ターミナル 2022年5月2日(月)

「ArtSticker」からの配信メールで知ったイベント。 会期は4月24日(日)~5月8日(日)。 主旨はWebサイトに詳しく書かれており、確かに同学は道路を挟んで二つに分断されているけれどそんなに没交渉なの?と、疑問に思ったり(笑) まぁ、コラボレーション…

金子國義-美しき日々@Bunkamura Gallery 2022年5月1日(日)

標題ギャラリーで『金子國義』を観るのは何度目か。 あくまで印象だが、年に一度くらいのペースで開催されているのでは? 基本、即売を兼ねた展示なので、それだけニーズのあるコンテンツとのことか。 実際、十万円以上するリトグラフの幾つかには、赤丸シー…

𡈽屋じゅり 作品展@Sony Imaging Gallery 2022年4月30日(土)

そのプロフィールを確認すると、彼女の作品は過去に何度か目にしたことがあるよう。 しかし、とんと記憶に残っておらず、今回改めて向き合い、ほんの少しずつ施されている加工が違和感の源泉だったかもしれぬと思う。 「静かな時間に」とのサブタイトルが付…