RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ノイズ@TOHOシネマズ川崎 2022年1月29日(土)

封切り二日目。 席数147の【SCREEN2】の入りは八割ほど。 その男さえ来なければ『泉圭太(藤原竜也)』の将来は希望に満ちたものになっていただろう。 自身が栽培する「黒無花果」がマスコミにも取り上げられ、過疎化に悩む猪狩島は、それを観光と殖産の…

前科者@TOHOシネマズ川崎 2022年1月29日(土)

封切り二日目。 朝イチの舞台挨拶中継付きの回で鑑賞。 それでも、席数335の【SCREEN6】の入りは七割ほど。 まぁ、リアルに俳優や監督さん達が登壇する@六本木の方は、当然の様に満席だったらしい。 タイトルこそ「前科者」となっているものの、「保護司…

東海道五十三次押絵羽子板展@東海道かわさき宿交流館 2022年1月22日(土)

並んでいる押絵羽子板は『豊国』が描いた〔役者見立 東海道五十三駅〕に題を取ったもの。 なので、五十三次の各宿場の風景とそれにちなんだ歌舞伎の登場人物があしらわれている。 また今回、押絵にも流派があることを初めて知る。 詳しくを記憶していないの…

星野眞吾賞受賞作品@UNPEL GALLERY 2022年1月23日(日)

展覧会名の前後には「第8回トリエンナーレ豊橋」「東京展」の文字と「明日の日本画を求めて」のサブタイトルが付くのだが。 そもそも『星野眞吾』ってだれなのよ?なのだが豊橋出身の日本画家なのね(Wiki先生による)。 その名前を冠した公募展の東京巡回で…

コーダ あいのうた@TOHOシネマズ日本橋 2022年1月23日(日)

封切り三日目。 席数143の【SCREEN9】の入りは八割ほど。 原典は2014年のフランス映画〔エール!〕。 当該作品は公開時に劇場で観ており、その時の記憶も重ねて鑑賞する。 幾つかの設定変更、物語の舞台を農家から漁師へ、男兄弟の存在を弟から兄へ、主人…

さがす@チネチッタ川崎 2022年1月22日(土)

封切り二日目。 席数244の【CINE6】の入りは四割ほど。 『原田智(佐藤二朗)』は経営していた卓球教室がつぶれ、借金にもあえぎ、今では日雇いの労務で糊口を凌ぐ日々。 そんな彼がある日、娘に「指名手配中の連続殺人犯を目撃した。それを警察に告げ300…

ライダーズ・オブ・ジャスティス@チネチッタ川崎 2022年1月22日(土)

封切り二日目。 席数284の【CINE5】の入りは四割ほど。 タイトルの「Riders of Justice」は何のことかと思ったら主人公達と敵対する犯罪組織の名称。 ”正義”を名称にかざす割に、その実態は不法者の集団。 平和な国との印象を勝手に持っていたデンマーク…

ハウス・オブ・グッチ@チネチッタ川崎 2022年1月16日(日)

封切り三日目。 席数284の【CINE5】の入りは四割ほど。 「長者三代続かず」或いは「初代が作り2代目で傾き3代目で潰す」とも言う。 事業の継承は難しいことの例えも本作はそれを地で行く内容。 もっとも、運命の女である『パトリツィア(レディー・ガガ)…

コンフィデンスマンJP 英雄編@109シネマズ川崎 2022年1月15日(土)

封切り二日目。 席数349の【シアター6】の入りは七割ほど。 直近では例によって「CX」が過去作の放映等で散々と煽りを入れているのだが、思いの外盛況とはなっておらず。 オミクロン株の影響もあるのかなぁ、と思ったりもする。 劇場一作目ではまんまと…

フタリノセカイ@109シネマズ川崎 2022年1月15日(土)

封切り二日目。 席数89の【シアター9】の入りは二割弱。 ちょっと寂しい客足だけど、この後の回は舞台挨拶付きなので、主演の女優さんや男優さんが目当ての人はそちらへ行くのだろうな。 直近では「LGBTQ」に題を取った映画が随分と多い印象。 ただ何れの…

有名人慈善絵馬展@川崎モアーズ 2022年1月15日(土)

今年も1月9日(日)~31日(月)の間で、【7F・8F エスカレーター脇】に賑々しく展示されている。 「稲毛神社」の公式HPにも案内はあるけれど、「モアーズ」のHPの方があれこれと纏まっていて丁寧な造り。 チャリティー企画なので入札箱もちゃんと用意さ…

小林清親展【増補】-サプリメント-@練馬区立美術館 2022年1月8日(土)

「収蔵作品による」との但し書きが付いている。 しかも、「サプリメント」って何さ?と少々訝ってしまう。 どうやら2015年に「没後100年展」を同館で開催し、その後、多くの作品や資料・遺品が寄託されたことからそれらを紹介するための今回の催し=サプリメ…

土田ヒロミ写真展「ウロボロスのゆくえ」@キヤノンギャラリーS 2022年1月8日(土)

当日は「作家滞廊中」との張り紙があり、その名前からてっきり女性かと思ったら、実際は初老の男性で、知己と思われる同年代の人達と声高に懇談をしている。 後でプロフィールを確認すると、 1939年のお生まれなのね。当年で83歳。その割には、見た目はか…

決戦は日曜日@109シネマズ川崎 2022年1月10日(月)

封切り四日目。 席数89の【シアター8】の入りは五割ほど。 世間を変えるのは、若者/馬鹿者/余所者と言われている。 本作の主人公『川上有美(宮沢りえ)』は、若者ではないにしろ(いや、政治の世界では若いかも。笑)、残り二つの要素には当てはまりそ…

スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム@TOHOシネマズ川崎 2022年1月9日(日)

封切り三日目。 席数542の【SCREEN5】の入りは八割強と盛況。 2022年1月9日時点ではIMDb:8.8Metascore:71と、一般客も評論家筋も頗る高評価。 正直、眉に唾を付けていたのだが、鑑賞後の率直な感想は、上記評点に諸手を挙げて賛同。 過去作の中でも〔ス…

植田正治を変奏する@写大ギャラリー 2022年1月8日(土)

『植田正治』と言えば、個人的にはあの砂丘の写真だが、今回の展覧会は一風変わっている。 それはご子息の『植田亨』氏が全面協力をされていることに拠るだろう。 故人が嘗て撮影に使用した道具類(の写真)が入り口脇にずらりと並んでいる。 それらを含めて…

日本の新進作家 vol.18@東京都写真美術館 2022年1月2日(日)

こちらも「無料の日」での鑑賞。 一般の入場料は700円。 ちなみに、今月の21日(金)も「開館記念日」のために無料、と告知されている。 「記憶は地に沁み、風を越え」がタイトルのようにも見えるが実際にはサブタイトルだろうと勝手に思う。 計5組六名の作…

松江泰治 マキエタCC@東京都写真美術館 2022年1月2日(日)

一般の入場料は700円も、年初の2日と3日は無料での入場が可。 以前は無料は2日だけ、3日は半額だったと記憶しているが何時の間にか両日無料になったのね。 もう一つ、例年との違いを感じることがあり、館内の入場者がかなり少なく、まぁ、これは鑑賞する上で…

第四弾 日本画解放区@Bunkamura Gallery 2022年1月2日(日)

通常の【Gallery】に加え【Box Gallery】とカフェ反対側の【Wall Gallery】にまで展示スペースを広げ計七名の画家の作品が大小並ぶ。 即売会を兼ねているので作品の下にはプライス表示。 小品でも十数万~二十万円ほどの値付けなのでとっても手が出ない。 赤…

2021年まとめ

◎行った美術展等の数150(前年+52) 昨年は兎も角、数年前と比較すれば50以上の減。 それでもコロナ禍の開催にどこの美術館/ギャラリーも慣れて来た感。 もう一つ実感としてあるのは会期を長めに設定するケースが多いかな。 ◎劇場で観た映画の本数83…

明け方の若者たち@チネチッタ川崎 2021年12月31日(金)

本日初日。 席数244の【CINE7】の入りは三割ほど。 自分にはとんと関係のないハナシだったのですっかり記憶から抜け落ちていたのだが2010年~2013年にかけては「新就職氷河期」と呼ばれる大学生の求人倍率がかなり低い時代だったよう。 そんな2012年、大…